LBとOTOWA - インターネット ラブ [CD]
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LBとOTOWA - インターネット ラブ [CD]

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2010年より立て続けにフリーダウンロード作品を発表してきた謎の二人。無名の新人としては異例の記録を連発し、2011年、無料配信アルバム"FRESH BOX(β)"が1万ダウンロードを突破。あれよあれよとバーチャル界を席巻し、遂にはKREVA、SKY-HIにも実力を認めらる。正体不明の二人は、"ウォーリを探せ"と言わんばかりに、なんとアー写を100枚用意し、ますます世間を煙にまく。そんな規格外の大型新人が遂に、フィジカルファーストアルバム「インターネット ラブ」をPOPGROUPよりリリースする!! 1. IKUYO?? 2. Steppin' 2 The New World (feat. IZAKU) : Prod. Otowa 3. Hero Vision (feat. RANL) Prod. Dubscribe 4. STEP 5 (feat. RANL) : Prod. Otowa) 5. INTERNET LOVE. (feat. RANL) : Prod. Otowa 6. Fighting Nemo : Prod. iPPey from BYG DADDY 7. @Jus-Pla 8. GS GIRL : Prod. Otowa 9. Stress War Free (feat. DJ CHE-E) : Prod. Otowa 10. Take It Eazy : Prod. Otowa 11. Happa Chillin' : Prod. Otowa 12. SUNLIGHT -PM 5:35- : Prod. Otowa 13. SHIGEKI (feat. GOBURIN) : Prod. Otowa 14. Zasu Zasu... 15. ARIGATO (feat. IK, KURO) : Prod. Otowa 「インターネット・ギャングの愉快な逆襲」文 : 二木信  今やこの国のインディ・ヒップホップ・シーンはフリー・ダウンロードの時代に突入している。インターネットで無料配信されたフリー・ダウンロード・アルバムやミックステープを楽しむという音楽聴取のあり方は一般化している。耳の早いリスナーは、フレッシュな音を聴くためにどこに耳を傾ければ良いのかを知っている。とはいうものの、"フリー・ダウンロード・シーン"のアーティストたちが正当な評価を受けているとは言い難い。  フリー・ダウンロード・シーンから登場したLBとOtowaは、そんな煮え切らない状況を変革する可能性を秘めている。ラッパーのLBとトラックメイカーのOtowaはMyspaceを通じて交流を深め、2010年にグループ結成に至った。彼らが最初にインディ・ヒップホップ・シーンから脚光を浴びたのは、2011年3月に発表したフリー・ダウンロード・アルバム『FRESH BOX(β)』だった。たった2ケ月の間に1万回以上という驚異的なダウンロード数を記録したこの作品で、LBはナードコアとハードコアをミックスしたポップな態度と洒落の利いたレトリックを駆使して、既存のシーンを挑発し、自信たっぷりに野心を剥き出しにした。OtowaはUSのアーバン・ミュージックやグローカル・ビーツを消化し、そこに日本人好みの哀愁あるコードやメロディーを加えたハイブリッドなトラックを供給した。LBはその後、『AOAOAO』と『KOJUN』というミックステープを発表したが、そこで彼と彼の仲間たちはアニメ文化とヤンキー文化の溝を埋め、キャッチーなポリティカル・ラップまでやってのけた。彼らの今の勢いを証明するように、LBはKREVAの最新シングル「OH YEAH」の特典付属CDに収録された「PROPS」にフィーチャリング・ラッパーとして参加、一方Otowaは、SKY-HIがさまざまなラッパーやトラックメイカーとコラボレーションする企画「FLOATIN' LAB」に応募したトラックが最優秀曲として採用された。新世代のラッパーたちの競争心を煽るように不規則なビートがスリリングに疾走する「ONE BY ONE」は、コンピレーション・アルバム「SKY-HI presents FLOATIN' LAB」に収められている。  そんなLBとOtowaがついにフィジカル・ファースト・アルバムをドロップする。「インターネット ラブ」と名づけられたこの作品でも、彼らはいくつもの魅力的なスタイルを披露している。エネルギッシュなダブステップ「Hero Vision」で新時代のヒーローの登場を威勢良く宣言したかと思えば、キュートなエレクトロ・ハウス「Internet Love.」では、友人のエピソードをネタにしたというネット上の恋愛の駆け引きをメタファーに、ネットとリアルを横断するLBとOtowaの揺れる心情をラップしている。「リア充爆発してOK/とか言ってた俺にも春が到来」というファースト・ラインからしてユーモラスだ。LBがプロデュースするアニメ声のフィーメール・ラッパーRANLは、この曲を含め本作の3曲でその独特の個性を発揮している。  LBは相変わらず挑発的だが、時に控え目にピュアでエモーショナルな表情を見せる。また、チャイルディッシュだが、セクシーで勇ましくもある。いまだ彼らの存在はベールに包まれているが、そんな奇妙なバランス感覚を持つLBと類稀なポップ・センスを有するOtowaは、たしかに新時代のヒーローの条件を兼ね備えている。彼らの音楽には、Perfumeやきゃりーぱみゅぱみゅにも通ずる中毒性があると、最後に付け加えておこう。今、インターネット・ギャングの愉快な逆襲が始まろうとしている。