
1987年、ポップス系アーティストとして初めて、それまでクラシックのみだったサントリーホールで公演を行いました。そこから始まった「PURE ACOUSTIC」コンサートは、恒例のコンサートとして23年間ほぼ毎年行われてきたものの、主要メンバーの金子飛鳥(Vn)の渡米をきっかけに2009年公演が最後となりました。2013年の鎌倉で一度きりの公演も行われましたが、あの“PURE”で透明な世界が、約5年ぶりに最高のミュージシャンとともに行われた2018年3月24日(土)新宿文化センター大ホールのLIVE音源を待望の作品化。
現在のシティ・ポップを語る上で欠かせない存在、大貫妙子。彼女の何十年以上も変わらない、老成など無縁の声の魅力、そして耳に残るのはその優しく凛とした歌声、彼女の魅力が味わえるLIVE盤。
参加ミュージシャン:
フェビアン・レザ・パネ Pf
吉野弘志 B
ASKAストリングス
金子飛鳥 Vn
相磯優子 Vn
志賀惠子 Vla
西谷牧人 Vc
アーティストプロフィール
1953年生まれ東京出身の女性シンガーソングライター。
1973年に山下達郎らとシュガーベイブを結成し、1975年に名盤「SONGS」をリリース。
バンド解散を経て、1976年にアルバム「グレイ・スカイズ」でソロデビューを果たす。日本のポップミュージックにおける女性シンガーソングライターの草分け的存在として世代を超えリスペクトされ、これまでに25枚以上のオリジナルアルバムを発表。
代表作として坂本龍一、細野晴臣、高橋幸宏らが参加した「ロマンティーク」「クリシェ」や、小林武史が参加した「DRAWING」などがある。また、CM・映画音楽に携わることも多く、映画「Shall weダンス?」のメインテーマや「東京日和」の音楽プロデュースも手がける。