
Label - ExT Recordings
Genre - New Age/Ambient
Cat no - EXT-0026
Release - 2018.5.23
世界的に再評価が高まる日本のアンビエント・サウンドの始祖:イノヤマランド。
1998年にリリースされた3rdアルバム「Music for Myxomycetes」(変形菌のための音楽)が当時行われたライブ音源と未発表曲テイク、コンピレーション・アルバムに提供した音源を追加した2枚組デラックス・エディションで蘇る。
本作は1997年から1998年に上野国立科学博物館で開催された「変形菌の世界」企画展の館内音楽のために制作された楽曲を再編集した通算3作目のアルバム「Music for Myxomycetes」(変形菌のための音楽)である。
前年にプライベートレーベルより80年代からの未発表曲をコンパイルしたアルバムをリリースしていたが、90年代当時のテクノレーベルからの新作のリリースは話題となり新宿リキッドルームにて10年ぶりに行ったライブは半ば伝説化していたその姿を見ようと多数のオーディエンスが集まった。それから20年、入手困難になっていたアルバムが最新リマスタリング、新宿リキッドルームでのライブ音源、アルバムの元となった未発表テイク、1stアルバム「DANZINDAN-POJIDON」のアウトテイクで構成されたコンピレーションアルバム「TRANSONIC 8」収録曲“Ino-Yama-Ino'81”を追加したデラックス・エディションで蘇る。
Disc 001
1.Hair Air
2.Sakusaku
3.Candy
4.Hattifnatt
5.Flying
6.Bananatron
7.Happy Birthday
8.Pixy
9.See Saw
10.Morn
11.Abatwa
Disc 002
1.Candy Floss (Unreleased)
2.Candy (Unreleased)
3.Sakusaku (Unreleased)
4.Happy Birthday (Unreleased)
5.Ino-Yama-Ino ’81
6.Kauri (Live)
7.Bananatron (Live)
8.Pool (Live)
9.Glass Chaim (Live)
10.Apple Star (Live)
11.Glass Chaim -reproduction- (Live)
INOYAMALAND / イノヤマランド
1977年夏、山下康と井上誠は巻上公一のプロデュースする前衛劇の音楽制作のために出会い、メロトロンとシンセサイザー主体の作品を制作する。この音楽ユニットは山下康によってヒカシューと名付けられた。ヒカシューは1977年秋からエレクトロニクスと民族楽器の混在する即興演奏グループとして活動を始めた後、1978年秋からは巻上公一(B,Vo)、海琳正道(G)らが参入、リズムボックスを使ったテクノポップ・バンドとして1979年にメジャーデビューした。1982年以降、井上はヒカシューの活動と並行して山下と2人のシンセサイザー・ユニット、イノヤマランドをスタートし、1983年にYMOの細野晴臣プロデュースによりALFA/YEN RECORDSより1st ALBUM『DANZINDANPOJIDON』をリリース。その後、各地の博覧会、博物館、国際競技場、テーマパーク、大規模商業施設などの環境音楽の制作を行いながら、1997年にCrescentより2nd ALBUM『INOYAMALAND』、1998年にはExT Recordingsの前身にあたるテクノレーベルTRANSONIC RECORDSより3rd ALBUM『Music for Myxomycetes(変形菌のための音楽)』をリリース。10数年振りとなるライブも行った。21世紀に入り、1st ALBUMをはじめとする各アイテムが海外のDJ、コレクターの間で高値で取引され、多数の海外レーベルよりライセンスのオファーが相次ぎ、ポートランドのアンビエントデュオVisible CloaksのSpencerDoranをはじめ、カナダのシンガーソングライターMaylee ToddはVOGUE JAPANのインタビューでフェイバリットにイノヤマランドを挙げるなど世界的な再評価が高まる。2018年にはグループ結成のきっかけとなった1977年の前衛劇のオリジナル・サウンドトラック『COLLECTING NET』、3rd ALBUM『Music for Myxomycetes 』、1st ALBUM『DANZINDAN-POJIDON[New Master Edition]』、2nd ALBUM『INOYAMALAND [Remaster Edition]』を連続再リリース。中でも世界的に再評価されている1st ALBUMは、マスターを最新技術で再トラックダウン、マスタリング、ジャケットもオリジナルの別カットのポジを使用し、新たな仕様にした事などが評価された。また、インターネットストリーミング番組のDOMMUNE、当時のプロデューサーだった細野晴臣のラジオ番組Daisy Holiday!へのゲスト出演なども話題となった。
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