
こちらジャケットの角の方に少しヨレがございます。
ご理解の上、お買い求め頂ければと思います。
mule musiqが新たにスタートするレーベルstudio mule。
クラブ・ミュージックでワールドワイドな人気を獲得する日本のレーベルmule musiqが、1970年代、80年代にリリースされたジャパニーズ・ディスコ&ブギーをコンパイルした話題のコンピレーション『ミッドナイト・イン・トウキョウ』を新レーベルstudio mule第1弾作品としてリリース!
コンピレーションmastercutsにも収録されたハーモニカ奏者八木のぶおによる国産アフロディスコ傑作 “mi mi africa”で幕を開け、
数多くの楽器をこなすマルチプレイヤー清水信之が若干19歳の時にリリースしたファーストアルバムに収録されている彼が多くの楽曲のアレンジを務めたepoがコーラスで参加しているジャジーなフュージョンディスコ”silver top”、
ヴォーカリスト山本圭右を中心とするバンドpiperのセカンドアルバムにして最高傑作といえるsummer breezeに収録されている山下達郎ライクな”samba night”、
桑名正博の実妹でもある桑名晴子がフリーソウルクラッシック”million stars”で知られるmackey feary bandがプロデュースしハワイで録音されたジャパニーズソウル傑作”あこがれのsundown”、詩人、彫刻家の高村光太郎の父、高村光雲の曾孫にあたる高村亜留のデビューアルバムに収録されたcheryl lynnのgot to be realへの日本からのアンサーとも言えそうな”恋は最高(i’m in love)”、
日本のトレヴァーホーンと称され伝説のテクノポップバンドtpoのプロデューサーでもある本間柑治のプロジェクトhonma expressによるカルトエレクトリックポップ”what the magic is to try”、
ymoのツアーサブメンバーでもあったピアニスト橋下一子とパートナーの藤本敦夫によるユニットcolored music唯一のアルバムに収録されているニューウェーブもシンセポップもジャズも飲み込んだジャパニーズレアグルーブの最高峰と言って過言では無い”colored music”、
アイドルユニット少女隊のデビューシングルのbサイドに収録されているダビーなエレクトリックニューウェーブディスコ”electric city”は少女隊は全く歌っていませんが国産ダンストラックの最高峰、沖縄出身のバイリンガル当山ひとみのアルバム”next door”に収録されているthe whispers-it’s a love thingのメロディーを引用したと思われる軽快なディスコ”love is the competition”、
マライアプロジェクトのディーヴァ村田有美のファーストアルバムに収録されているファンキーでソウルフルなロッキンディスコ”krishna”、
ルパン三世のエンディングテーマやdj krushの作品への参加でも知られるジャズヴォーカリスト大野えりが歌うchaka khan/i know you,i live youを連想させる”live hard,live free”、
札幌のインディーレーベルparadise recordsからリリースされた本格派シンガーminnieを中心とする哀愁ディスコ”rocket 88”はインディーからリリースされていたとは思えない完成度、
和製ディスコプロジェクト、イースタンギャングが手がけるアフリカ人の父とスウェーデン系アメリカ人の母との間に生まれたシューディーが歌うジャパニーズディスコ定番”tokyo melody”で締めくくる珠玉の全13曲。
COMPILED BY TOSHIYA KAWASAKI
MASTERING BY KUNIYUKI TAKAHASHI
COVER PHOTO BY MIKA KITAMURA
https://soundcloud.com/mulemusiq/vamidnight-in-tokyo-vol1
ハウス、テクノ、アンビエントを中心にリリースするmule musiq、よりオルタナティブなダンスミュージックをリリースするendless flightとエレクトリックミュージックのあらゆる側面にフォーカスして来たmule musiqの新レーベルstudio muleは、少しクラブミュージックから離れ、これまでよりも音楽的制限を無くし、その時々にフィットする少し変わった面白い音楽をリリースして行く予定で、まず初めは日本の音楽を中心にリリースして行こうと考えています。
現在の国産の音楽ブームを結構冷めた目で見ていたのですが、日本で生まれた素晴らしい音楽が海外のレーベルにライセンスされて行くのはどうなんだろう?と思い始めていた所、僕が尊敬するある方からmuleがそういうことをやっていっても良いのではというお言葉を頂き、確かに立ち位置や海外からの見え方も悪く無いかなと思い始め、とはいえ現在でもかなりのタイトルをリリースしているので、重い腰を上げるのに随分と時間がかかったのですが、まずモダンなダンスミュージック的視点かつ海外の人の趣向に刺さる内容で選んだ国産のディスコやブギー、ソウルのコンピレーションを作ることにしました。
収録曲を選び始めた時はどちらかというと日本人が作った感じがしないUS直系のディスコ等が良いと思っていたのですが、ライセンスの許諾の関係で使用出来る音源がかなり制約されて来て、また同時に日本人らしさが感じられない音楽もどうなのかと思い始め、新しいレーベルや企画を始める時は音楽の内容よりもタイトルやアートワークからどういう音楽をリリースして行く等が決まって行ったりすることも多く、今回のコンピレーションのタイトルmidnight in tokyoというところから、東京の真夜中に聴くサウンドトラック的な感覚でコンパイルしようと方向転換したところ、ホームリスニングとしても場所や時間帯によってはクラブでもプレイ出来るような内容のものになったのではと思います。当初考えていた感じよりは随分とポップになったので、海外の人にどう聞こえるか分かりませんが…
ここに収録された楽曲は既に再発されているとか、オリジナルのレコードのレアさ加減といったことよりも、メジャーレーベルの垣根を越えてコンパイルすることと、現在の日本の音楽ブームが去った後でも聞ける内容になることを第一に考えました。基本的にこのコンピレーションは海外の人に向けて作ったものですが、日本人としても沢山の再発見がありました。
(TEXT BY TOSHIYA KAWASAKI)
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A1.Nobuo Yagi / Mi Mi Africa
A2.Nobuyuki Shimizu / Silver Spot
A3.Piper / Samba Night
B1.Haruko Kuwana / Akogareno Sundown
B2.Aru Takamura / Koi Wa Saikou
B3.Hitomi Tohyama / Love Is The Competition
B4.Honma Express / What The Magic Is To Try
C1.Colored Music / Colored Music
C2.Shohjo-Tai & Red Bus St Project / Electric City
C3.Yumi Murata / Krishna
D1.Eri Ohno / Live Hard, Live Free
D2.Minnie/ Rocket 88
D3.Shoody / Tokyo Melody
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