LABEL - Onda Bubbles
GENRE - House/Downtempo/Hip Hop
Cat no - ODB-001
Release - 2022.8.14
2021年コロナ真っ只中に京都で誕生したレーベル Onda Bubbles。レーベル・ファウンダーは京都を拠点とするDJの CH.0。米・西海岸のStones ThrowやBrainfeeder、Leaving Recordsといったインディペンデント・レーベルの影響を多分に受けながら、幅広い自身の音楽遍歴と、とりわけビート・ミュージックへの愛を表現するため発足に至った。
そんな彼がレーベル第一弾アーティストとしてタッグを組んだのは、兵庫県加古川市出身のビートメイカー dhrma。彼もまた、J DillaやMadlibを初めとする西海岸のビート・ミュージックに魅了され、2015年よりキャリアをスタート。無機質なコード感にアッパーなベースラインがトレードマークで、唯一無二のサウンドを構築している。これまでのリリース数は膨大で、仙人掌によるリミックスアルバム企画 "Beat meets world"、WONKによる"GEMINI:Flip Couture #1"にはリミキサーとして参加。Ras G、House Shoes、STRNDRMS、James Tillmanとの共演など、ライブ活動も多岐に渡る。
現在アルバムの制作も佳境を迎えており、そのアナウンスが待たれる中、今回は彼の膨大なビート・ライブラリーの中から3曲を厳選。昨年10月Sound Cloudにて限定公開されていたが、待望の初フィジカルリリースとなる。マスタリング・エンジニアはNaoya Tokunou、ジャケット・アートワークはAkihiro Kurodaが手がけた。
本作は、丸みを帯びながらもダークなベースラインがファンクネスを注入したソリッドなハウス・グルーヴに、ボーカルサンプルやトランペット、ピアノ、サックス等のJazz的要素を添え、クラップと共にビルドアップしていく様が最高にかっこ良いA1.「Sunday I Was Empty, Might Cry With Demon」、B1.に漆黒の空間を思わせるロービートに、コラージュ的にはめ込んでいくRapサンプルで構築されていく「Riot.」を。soundcloudでもダントツの再生回数を誇るB2.「I Am The Slave Of I Was」はドリーミーでタイムレスな魅力に満ちた一曲。最高音質で送る抜群の鳴りをフロアで堪能してください。
〈コメント〉
出会いは彼が高校生の時。
学ランで竹刀背負ってうちのレコ屋に現れた。
”武士が来た!!”と思って話しかけたら
”ラップがしたいんです”と
じゃあやろうということになり、数日でリリック書いてきた。
二人で閉店後のお店で練習したのが懐かしい!
その時に感じたのがこいつかなりセンスあると、、
それからビートも作り出して今や加古川、いや関西を代表するビートメイカーの一人となった、
”dhrma(ダーマ)”
今作のB面はサンプリングの妙が炸裂したdhrma印ともいえる2曲を収録。
特筆すべきはA面の””Sunday I Was Empty , Might Cry With Demon”
バウンシーなビートにこちらも相変わらずのサンプリングセンスで巧みに
展開していく10分強の超大作!
一枚通してdhrma汁だくだくの12inch!!
GREENWORKS (SOULPOT RECORDS)
Tracklist:
A-1. Sunday I Was Empty, Might Cry With Demon
B-1. Riot.
B-2. I Am The Slave Of I Was
https://soundcloud.com/ondabubbles/sets/dhrma-sunday-i-was-empty-might
〈dhrma プロフィール〉
兵庫県加古川市出身のビートメイカー。10代の頃、DJ GREEN WORKSが手がける地元加古川のセレクトショップFactory No.079で知ったJ-Dilla、Madlibを初めとするビートミュージックに感銘を受け、2015年よりビートメイクに着手。無機質なコード感にアッパーなベースラインを重ねて唯一のサウンドを構築している。これまでの自身のリリース数は膨大で、仙人掌によるリミックスアルバム企画"Beat meets world"、WONKによる"GEMINI:Flip Couture #1"にはリミキサーとして参加。Ras G、House Shoes、STRNDRMS、James Tillmanとの共演など、ライブ活動も多岐に渡る。