Label - FAR OUT RECORDINGS
Genre - Nu Brazil/SSW
Cat no - FARO233LPBL
Release - 2024.10.30
UK名門FAR OUTからアラゴアス州都マセイオの若きシンガー・ソングライター/マルチ奏者、BRUNO BERLEのデビュー作がカラーヴァイナルでリプレス。
蜃気楼のようなサイケフォークから80'Sブラジル自主盤を思わせるアンビエントなフィールド・レコーディング、西アフリカのストリートで演奏されているハイライフ...。まるで夢のなかで聴いた音楽のような ローファイMPB!ブラジル北東部アラゴアス州の州都マセイオ。植民地時代に作られたパステルカラーの家々、白い砂浜で有名だが、そこから現れた注目のシンガー・ソングライターがこのBRUNO BERLEだ。「私のなかの美しさを見つけたいという思いから制作されました」とBRUNO自身が語るとおり、その音楽はブラジルのラブソン グからアンビエントなビネット、あたたかく手作り感にあふれたビート、そしてキラ星のようなMPB名盤に通じるストロークといった、自身が影響を受けてきた音楽のエッセンスをシンプルに抽出したもの。それでいて楽曲、アレンジをはじめとするディテールやニュアンスは追及されている。
BRUNOの長年のコラボレーターであるバタータ・ ボーイがプロデュースしたリードシングル "Quero Dizer"は、カリンバのリフに導かれるローファイR&Bで、そのザラついたサウンドからサウダーヂあふれる好チューン! 長閑でありながら蜃気楼のような世界観を描いてく変拍子サイケフォーク "Até Meu Violao"、フィールドレコーディングを駆使したアンビエント "Virginia Talk"、 西アフリカのハイライフを演奏する "Som Nyame"...。まるで夢のなかで聴いた音楽のような、脈絡がなく、それでいて妙に心地よいサウンドはまさにマジカル! 演奏もほとんど自身で行っているとのことで、その才能はマセイオにとどまらず、近年はリオやサンパウロのインディー・シーンでも活動しており、ジャケットのポートレートもア ナ・フランゴ・エレトリコが撮影したものだとか。真にユニークで秀でた才能を持つブルーノ・ベルリのキャラクターがサウンドの隅々にまで行き渡った強烈なデビュー作。
https://bruno-berle.bandcamp.com/album/no-reino-dos-afetos
-Track List-
A1. Até Meu Violão
A2. Quero Dizer
A3. Guardo Em Tuas Mãos Estrelas
A4. Beat 1
A5. O Nome Do Meu Amor
A6. Som Nyame
B1. Virginia Talk
B2. Só o Amor
B3. Só Nós Dois
B4. Arraiada
B5. Sereno
B6. É Preciso Ter Amor